野毛山動物園の変遷と改装工事に至るまで
はじめに野毛山動物園の変遷と、今回の改装工事に至るきっかけについてみていきましょう。
野毛山動物園の変遷
野毛山動物園は1951年に開園し、横浜市西区の野毛山公園内に位置しています。最初は遊園地の一部として始まり、多くの動物と共に公共の社会教育施設として無料で開放されていました。1964年に遊園地部分が閉鎖された後も、動物園は存続しました。
2008年には横浜市から「横浜市緑の協会」という団体に管理が移行され、より専門的な運営が行われるようになりました。この動物園は特に家族連れに人気で、様々な種類の動物が展示されており、入園料は無料です。
野毛山動物園は、地元のコミュニティに密着した活動を行っており、年間を通じて様々な教育プログラムやイベントを提供しています。また、動物福祉と種の保存に力を入れており、訪れるすべての人々に快適で教育的な体験を提供しています。
改装するきっかけは施設の老朽化など複数あり
野毛山動物園の改装工事のきっかけは、施設の老朽化と現代の動物福祉の基準に合わせる必要性から来ています。時間が経つにつれて、動物園のインフラストラクチャーは劣化し、訪問者と動物にとってより良い環境を提供するための改修が必要になりました。この改装は、動物たちの生活環境を改善し、来園者にとってもより魅力的な場所とすることを目的としています。
また、野毛山動物園は公園全体の利用者増加に対応し、より魅力的で教育的な施設を提供するためのものです。このような改装は、動物園が動物福祉を重視し、教育的価値を高めるためのものです。
野毛山動物園の改装工事のポイント
今回の野毛山動物園の改装工事のポイントを簡単にまとめました。
市民アンケートの結果を反映
野毛山動物園は、横浜市が管理運営している公営施設であるため、改装するにあたっての事前のモニタリングやアンケート調査は有識者と市民を対象に行われたようです。
結果についてまとめた画像以外は、いつ頃どの様に行われたのか詳細は不明です。
しかし、多くの横浜市民の声が、市外から野毛山動物園を利用する人々の声も代弁してくれていると感じられる結果であると思います。
工事は何期かにわけて行う予定
まずは、以下のエリアに該当する部分を閉鎖して『ズーペリエンタ!センター』を新設予定です。
カグー(MAP16)、フンボルトペンギン(MAP17)、なかよし広場(モルモット、ハツカネズミ、ニワトリ)(MAP18)。ワラビー(MAP19)これらの動物は一時的に非展示となります。
※なかよし広場でのふれあいは休止しています。
※モルモットとハツカネズミは、ミヤコタナゴ舎(MAP24)で観覧可能です。
ズーペリエンタ!センターは2025年春の完成予定とのことです。
随時、閉鎖エリアを移動しながら動物園全体のリニューアル工事を進めていく予定のようですね。詳しい工事のスケジュールなどにつては発表されていません。
期待のマヌルネコが来るらしいエリアはここ
お待ちかねの、マヌルネコ情報です。今回の工事で新設される『ズーペリエンタ!センター』にお迎えされる予定となっています。横浜市が公開している改装に関する資料で一緒に見てみましょう。
ズーペリエンタ!センターにはマヌルネコちゃん以外にも魅力的な動物が・・・画像があったものをご紹介します。
筆者は、身体障害者のため今回改装されるエリアにあった急な階段がとても怖かったです。
小さなお子様を連れて来園されていたりベビーカーを押している方も階段を避けて大回りするしかなく不便を感じていたと思います。
その為、このエリアが最初の改装工事エリアとなったのではと感じました。
スロープやエレベーターで移動できる展示エリアに生まれ変わるだけでもありがたいことです。
なのに、国内でも人気のあるマヌルネコさんに横浜で会えるようになるなんて素敵すぎますね。
その他のエリアも大きくグレードアップ
ズーペリエンタ!センター以外も大きく生まれ変わるようです。詳細につては発表されていませんので現在分かる範囲で画像を交えてお伝えしていきたいと思います。
気になる入園料は・・・他
野毛山動物園の入園料は、無料を維持していく予定であると発表されています。
また、最寄駅からのアクセス面などの改善も今回の改装に含まれているようです。動物園以外にも野毛山エリア全体がパワーアップされる計画なんですね。
さいごに
筆者も野毛山動物園の改装工事完成にめっちゃ期待している一人です。
最新情報が入り次第、随時更新していく予定です。
今後の動向に期待しながら待ちましょう!!
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