突然の別れ。何をしていいか分からず、ただ見つめてしまう――そんな経験をされた方も多いと思います。
ハムスターが亡くなったとき、すぐに火葬や埋葬ができない場合には「適切な保管」が大切になります。
この記事では、ハムスターが亡くなったときの保管方法と注意点を中心に、
火葬やプランター葬までの準備について分かりやすく説明します。

最初はパニックになって、冷やした方がいいのかも分かりませんでした。
🕯亡骸の保管場所と方法

ハムスターの遺体は、小さくて傷みやすいため、温度と湿度の管理が非常に重要です。
特に夏場は数時間で変化が出ることもあるため、できるだけ早めの保管を心がけましょう。
冷暗所に保管
家の中で最も涼しく、直射日光の当たらない場所に安置します。
北向きの部屋や玄関の隅などが理想的です。

うちでは夏場はエアコンの効いた部屋の隅に置きました。
直射日光を避けるだけでもかなり違います。
冷蔵庫で保管
短期間であれば、冷蔵庫(野菜室など)での保管が最も安全です。
冷蔵庫での保管は、腐敗の進行を遅らせ、火葬や埋葬までの時間を確保するのに適しています。
注意点
- 冷凍庫には入れないでください。凍結すると遺体が硬化し、火葬時に影響します。
- 食品とは分けて保管し、衛生面に十分配慮してください。
- 使用後はアルコールなどで庫内を清掃し、においや雑菌を防ぎましょう。

入っている食材と一緒はどうしても気になってしまい、亡骸専用に野菜室を使用した事もあります。冷蔵でもにおいはほとんど感じませんが、衛生面がネックになりますよね。
保冷剤や氷を使う方法
冷蔵庫が使えない場合や、すぐに火葬の予定がある場合には、
保冷剤や氷をタオルで包んで冷やす方法もあります。
- 遺体をタオルで包む
- その上に保冷剤を置く
- 定期的に保冷剤を交換する
直接氷を当てると体が濡れたり、傷むことがあるため、布を1枚挟むのがポイントです。
📅 保管できる期間の目安

一般的には、1〜2日以内が理想です。
ハムスターの体は小さいため、気温が高い時期は半日〜1日で傷み始めることもあります。
寒い地域や冬季であれば、3日ほど保管できる場合もありますが、
どの環境でもできるだけ早く見送ってあげるのが望ましいです。

夏場は1日でも変化が早い印象でした。冬とは全然違いますね。
🪦 見送りまでの準備

- 遺体をきれいに保つ
汚れがある場合は、濡らした柔らかい布で優しく拭きます。
その後、ティッシュや布で包み、箱に入れて安置します。 - 火葬業者を手配する
早めにペット火葬業者へ連絡を入れ、予約を取っておきましょう。
24時間対応の業者もあります。 - 自宅供養を考える場合
プランター葬など、自宅で供養する方法もあります。
その準備を進めたい方は、下記の記事も参考にしてください。
🔗 関連記事:ハムスターをプランター葬で見送る方法と注意点

焦らず、ゆっくり見送る時間を持ててよかったと思います。
⚠ 保管中の注意点
- 匂いに配慮し、密閉できる箱や袋を使う
- 他の動物や虫が近づかない場所に置く
- 小さなお子さんが触れないようにする
❓FAQ
- Q冷凍庫に入れても大丈夫?
- A
避けましょう。凍結させると遺体が硬化し、火葬時に溶け残ることがあります。
どうしても長期保管が必要な場合は、冷蔵庫または保冷剤での短期管理が安全です。
🌿まとめ
ハムスターが亡くなったとき、慌てずにまずは安置場所を整えてあげましょう。
冷暗所や冷蔵保管で1〜2日を目安に、できるだけ早く見送る準備をすることが大切です。
「きれいに、そして静かに見送ってあげたい」
その気持ちを大切にしながら、ゆっくりと次のステップへ進んでください。
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🌿ハムスターを亡くしたあとの供養方法については、
プランター葬で自然に還す方法(火葬についても簡単に触れています)
もあわせてご覧ください。実際の流れや注意点を詳しく紹介しています。
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