飼い犬にインコが食べられてしまいました

ペット

犬は狩りをする動物です。

動いている小さな動物をみると本能的に追いかけたくなります。

犬にとっては遊びの延長で追いかけたり嚙みついたりしていると思われます。しかし、犬とインコでは体格差がありすぎるために遊びではすまない結果になってしまったのでしょう。

飼い主さんの前ではおとなしくしているわんちゃんも飼い主不在の環境でははっちゃけていることはよくあることです。

犬の躾がよくできており、ストレスを感じることなく過ごしていたなら、飼い主さん不在時は触れ合えない環境にいたなら起きなかった事故ではないかと思えてなりません。

以下に特性や注意点をまとめましたのでご確認ください。

犬の特性

犬の習性は多様で、主に以下のような行動や特性が見られます。

社会性

  • 群れの動物: 犬は本来群れで生活する動物であり、強い社会性を持っています。家族や他の動物と一緒に過ごすことを好みます。
  • リーダーシップ: 犬は群れのリーダーに従う傾向があり、飼い主がリーダーシップを発揮することで安心感を持ちます。

コミュニケーション

  • ボディランゲージ: 犬は体の動きや姿勢で感情を表現します。尾の振り方、耳の動き、体の向きなどがその例です。
  • 鳴き声: 吠える、唸る、遠吠えするなど、鳴き声でコミュニケーションを取ります。これらは警告、恐れ、喜びなどを表現します。

運動と遊び

  • 遊び心: 犬は遊ぶことが大好きで、特にボール投げや引っ張り合いなどの遊びを好みます。遊びはストレス解消や運動不足の解消に役立ちます。
  • 運動量: 犬種や年齢によりますが、一般的に多くの犬は定期的な運動が必要です。散歩や遊びを通じてエネルギーを発散させます。

本能的な行動

  • 掘る: 犬は本能的に土を掘る習性があります。これは巣穴を作る、食べ物を隠すなどの目的があります。
  • 噛む: 子犬は特に噛むことで物を確認したり、歯の生え変わりによる不快感を和らげたりします。
  • 匂いを嗅ぐ: 犬は非常に発達した嗅覚を持ち、匂いを嗅ぐことで情報を収集します。これは探索や追跡の際に役立ちます。

生活のリズム

  • 睡眠: 犬は一日に12〜14時間程度の睡眠を必要とします。子犬や老犬はさらに多くの睡眠が必要です。
  • 食事: 犬は定期的な食事を好み、特に飼い主が食事を与える時間を覚える傾向があります。

保護と警戒

  • 守る本能: 犬は飼い主や家族を守ろうとする本能が強いです。不審な音や匂いに対して警戒し、吠えて警告することがあります。

学習と訓練

  • 学習能力: 犬は訓練や学習を通じて新しい行動やコマンドを覚えることができます。正の強化(ご褒美)を使った訓練が効果的です。
  • 問題解決: 犬は自分で問題を解決しようとする能力も持っています。これは知育玩具などを通じて見ることができます。

犬と鳥を一緒に飼う際の注意点

犬と鳥類を一緒に飼う場合はいくつか重要な注意点があります。これらの点を遵守することで、両方のペットが安全で快適に共生できるようになります。

1. 犬の本能と行動を理解する

  • 犬には捕食本能があり、特に小鳥を獲物と見なすことがあります。この本能を理解し、犬が鳥に危害を加えないように注意が必要です。
  • 犬が興奮しやすい場合や、過去に小動物を追いかけた経験がある場合は特に慎重になるべきです。

2. 鳥の安全を確保する

  • 鳥のケージは犬が届かない高さに設置し、頑丈で犬の侵入を防げるものを選びます。
  • ケージのドアや窓がしっかりと閉まることを確認し、犬が口や足を入れられないようにします。

3. 初対面の際の慎重な管理

  • 初めて犬と鳥を会わせる際には、鳥をケージの中に入れたまま行い、犬をリードでしっかりと管理します。
  • 短時間から始め、徐々に慣れさせていきますが、この際も両者の様子を注意深く観察し、いかなる兆候も見逃さないようにします。

4. 監視の徹底

  • 犬と鳥が同じ部屋にいる時は常に監視し、犬が鳥に接近し過ぎないようにします。
  • 留守番の際は犬と鳥を完全に分離した部屋に配置するのが最も安全です。

5. 犬のトレーニング

  • 犬に「ノー」というコマンドをしっかり教え、鳥に近づきすぎたり興奮したりした時に制止できるようにします。
  • 鳥に対する適切な行動を褒めて奨励し、犬が鳥を尊重するようトレーニングします。

6. 鳥のストレス管理

  • 鳥がストレスを感じないように、静かで落ち着いた環境を提供します。
  • 鳥の行動を観察し、ストレスのサイン(羽を毟るなど)が見られた場合は、獣医師に相談します。

7. 環境の調整

  • 鳥と犬の活動範囲を適切に区分けし、互いに安全な空間を確保します。
  • 鳥のケージ周りに遊べるスペースを作ることで、犬がケージに興味を持ちすぎないようにします。

これらの注意点を守ることで、犬と鳥が安全に共生する環境を整えることができます。常に注意を払い、どちらのペットにもストレスがかからないように心がけましょう。

さいごに

仲良くなれれば、くつろいでいる犬の頭や背中に鳥さんがとまっている姿を見ることができます。が、必ず飼い主さんの見ている時だけ一緒にするように徹底してください。飼い主さんの前ではいい子にしている犬が、飼い主さんがいないときには追いかけたい衝動を押させられない・・・なんてことも考えられます。

素敵なペットライフを!!!

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